ネット上の親友が異性の美少女だったという展開はライトノベルでは割とあるとは思うのですが、そもそもが大好物な展開なのでそういう本が増えるのは大歓迎です。
この作品もそういった作品群と比べても遜色なく面白かったです。というかあさのハジメ先生のラブコメいつも面白いのですごく楽しみです。
『誰にも懐かないソロギャルが毎日お泊まりしたがってくる』感想
ネット上の親友が異性ということが分かってドキドキしていくという割とライトノベルでは王道の展開だとは思うのですがそういうお約束の部分はちゃんと守られており、ネット上での付き合いも長いと積み上げてきたものもありキュンキュン度があがって非常に良いですね。
最初のカラーイラストの紹介にも出てきてますけど妹のことりちゃんもいいキャラを出していますね。
『誰にも懐かないソロギャルが毎日お泊まりしたがってくる』あらすじ
「ぼっちな私に合鍵くれた、お礼がしたいんです」
一人暮らしの高校生・街川庵は、行き場のないネットの親友を助けるために1ヶ月間のルームシェアを申し出る。
MF文庫公式ページより引用
だが同性と思っていた親友の正体は隣の席の人見知りな美少女・鈴原綺奈だった。
学校では誰にも懐かないと言われ、家事も苦手な綺奈。
親友を助けたい庵は一つ屋根の下で甲斐甲斐しく世話を焼く。
すると不器用な綺奈も徐々に甘えてきて――。
「おかえりのハグ、して欲しいです」
「私がお弁当作ったら食べてくれますか?」
――さすがに甘えすぎじゃない?
「……ばか。私をこんな風にしちゃったの、あなたです」
学校一クールでぼっちなギャルは、最高に可愛い同居人。
これは甘くじれったい青春恋物語。
同性のネット上の親友と思っていたサバトラさんが異性とわかったものの、彼女を家無しにするわけにもいけないので同居することになった2人だけれどももともとネット上の親友だったので打ち解けるのも早くて良いです
『誰にも懐かないソロギャルが毎日お泊まりしたがってくる』書籍情報
著者 | あさのハジメ先生 |
イラストレーター | ただのゆきこ先生 |
レーベル | MF文庫J |
あさのハジメ先生はアニメ化もされている人気作『まよチキ!』、そして『初体験にオススメな彼女』また最近もスニーカー文庫で同じく23年6月に新刊が出た『俺にだけ冷たい友利さんに裏アカ知ってると言ったら?』などを書かれています。
また、MF文庫では『キミの恋人オーディション 台本にないけどキスしていい?』なども書かれています。今日現在(2023/07/02)はkindleで割引セールもやっているかつすごく面白いので是非
ただのゆきこ先生はマリパラ先生のオーバーラップ文庫の『親が再婚。恋人が俺を「おにぃちゃん」と呼ぶようになった』や紫ユウ先生がスニーカー文庫より出している『喋らない来栖さん、心の中はスキでいっぱい。』でイラストを担当されています。
『誰にも懐かないソロギャルが毎日お泊まりしたがってくる』ネタバレがあるかもしれない感想
ネット上でサバトラさんこと綺奈(あやな)ちゃんが用意をしていたやりたいことリストがインパクトがあってよかったです。添い寝する!
妹のことりも中々訳ありそうでここから物語に一気に入ってきそうで良いですね。なんというか、また新たな一面が見えてきそう。
そもそもサバトラさんとIORIのもともとの関係も信頼関係を築いていきやすそうで楽しみです。
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