【#ライトノベル感想】岩波零先生『ゾンビ世界で俺は最強だけど、この子には勝てない』ゾンビパニックに陥る街でゾンビに嚙まれた優真は友人の妹晴夏に出会い最期の願いを聞いてもらう　極限状態ラブコメ(MF文庫J2023年1月刊)

岩波先生のラブコメ本当に面白いし、この作品も２巻まで出ているんですが本当に良いです。正直ゾンビパニックものというかパニック物とかホラー物が大の苦手なんですが、そういう意味では全然ゾンビによる脅威でゾワゾワさせられるなんてことは無くて、岩波先生らしい良質のラブコメ作品なので非常におすすめの作品です。

『ゾンビ世界で俺は最強だけど、この子には勝てない』感想

ゾンビパニックが背景になっているしゾンビの能力とかいろいろ物語にはいかされていますが、どちらかというと極限状態のラブコメサバイバルの方が主体のような作品ですし、ある意味吊り橋効果的な追い込まれ方もいっぱいみられるいい作品でした

ニヤニヤ成分多めの作品ですので、そういう作品好きな人は（自分を含めて）大好物だと思います

『ゾンビ世界で俺は最強だけど、この子には勝てない』あらすじ

滅亡寸前の日本で、可愛い後輩とイチャイチャサバイバル！

突如発生したゾンビパニック。人々が逃げ惑う中、高校生の幸坂優真は遂にゾンビに噛まれてしまう。死の恐怖に怯える彼は、友達の妹・日向晴夏と数年ぶりに再会し――
「……先輩。死ぬ前に、彼女になってあげましょうか？」
こうして、最期に最高の思い出を作ってもらった優真。
だが彼は、自我を保ったままゾンビになれると判明して――
「わたし、先輩がもうすぐ死ぬと思って、おっぱい見せちゃったんですけど!?」
「いや、それは……」「約束が違うじゃないですか!!責任を取ってください!!」
ゾンビ世界で最強の優真と、彼の弱みを握った晴夏による、極限状態ラブコメ開幕！

MF文庫公式ページより引用

ゾンビに噛まれたらゾンビになってしまうという世界の中で最期のお願いを聞いてもらったけれども、自我を持ったゾンビとして生きていけることが判明するという展開

まぁ、いきなりクライマックスから始まるっていうのもこれはこれで…

ゾンビ世界で俺は最強だけど、この子には勝てない

滅亡寸前の日本で、可愛い後輩とイチャイチャサバイバル！ 突如発生したゾンビパニック。人々が逃げ惑う中、高校生の幸坂優真は遂にゾンビに噛まれてしまう。死の恐怖に怯える彼は、友達の妹・日向晴夏と数年ぶりに再会し―― 「……先輩。死ぬ前に、彼女になってあげましょうか？」 こうして、最期に最高の思い出を作ってもらった優真。 だが彼は、自我を保ったままゾンビになれると判明して―― 「わたし、先輩がもうすぐ死ぬと思って、おっぱい見せちゃったんですけど!?」 「いや、それは……」「約束が違うじゃないですか!!責任を取ってください!!」 ゾンビ世界で最強の優真と、彼の弱みを握った晴夏による、極限状態ラブコメ開幕！

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『ゾンビ世界で俺は最強だけど、この子には勝てない』書籍情報

著者：岩波零（いわなみ・りょう）先生

岩波零先生はMF文庫Jで主に本を書かれている作家さんで『そんな遊びはいけません！』、『魔導少女に転生した俺の双剣が有能すぎる 』や『お嫁さんにしたいコンテスト１位の後輩に弱みを握られた』を書かれています。

特にラブコメの展開が面白い先生で毎回期待しています

イラストレーター：TwinBox先生

TwinBox先生は花花捲（ハナハナマキ）先生と草草饅（ソウソウマン）先生からなる双子の台湾主審のイラストレーターさんです。

GA文庫で七条剛先生が書いている『ちょろいんですが恋人にはなれませんか？』やファンタジア文庫ではむぼね先生が書いている『世話好きで可愛いJK3姉妹だったら、おうちで甘えてもいいですか？』でイラストを書かれています

『ゾンビ世界で俺は最強だけど、この子には勝てない』ネタバレがあるかもしれない感想

もちろん、元々知り合いでお互いラブコメな感情があった幸坂優真と日向晴夏によるラブコメ展開も非常に良いんですが本番はやはり女子寮に逃げ込んでパニックラブコメからパニックハーレムラブコメに進化してからですね

しかも、極限状態でこんなカッコいい所見せていたとしても、そのままだったら晴夏ちゃん大勝利で終わってたと思うんですが…なんというかあぁいう展開になるとは...

ゾンビ展開をラブコメにイイ感じに使ってて本当に大好きです