2巻の感想なので、1巻の内容はさすがに触れてしまっているので1巻の感想はまず下記の記事からよろしくお願いいたします。
ときどき声優の下記のポストで割と攻めた告知ツイートだなと思いましたが、この内容が本編読み始めていきなり基地ていて本当に良かったです。
『午後4時。透明、ときどき声優2』感想
入れ替わりにより「替え玉」声優として活動しだした良菜が実際にオーディションで役ももらいだし、少しづつ自分の演技を手に入れた結果、紫苑と良菜の両方が自分の演技に向き合うことになっていくという、お仕事物としてもなかなか盛り上がりの部分で本当に良かったです。
もう「替え玉」生活は終了してしまうんだよなというのは、もう告知の時点で何となくわかっていましたがそこまでの展開もしっかりあってよかったです。
『午後4時。透明、ときどき声優2』あらすじ
入れ替わりから始まった、お芝居と運命の物語。岐路の先に待つのは──。
わたし山田良菜は、超人気声優・香家佐紫苑の「替え玉」として活動中。
MF文庫公式ページより引用
オーディションで主演を勝ち取ったアニメ映画の制作が動き出した。
しかし替え玉を知った監督の提案は、
「別の役者として、生きるべきではないですか?」
──二人の入れ替わりを、やめること。
わたしたちの秘密を公表したら、大騒ぎになるんじゃ……!?
そんな困惑を抱えつつ、わたしは新進気鋭のアイドル声優とラジオで共演。
紫苑も大作ゲームの収録で、舞台たたき上げの芝居と対峙することに。
それぞれの生き様を貫く声優たちとの出会いは、「わたしと紫苑」がどう在りたいのかを問いかける。
わたしたちの決断は、そしてその先で待つ未来は──!?
入れ替わりをやめるかどうかを求めながら、仕事を続けて向かい合うというシーンが読んでて心に響きました
『午後4時。透明、ときどき声優2』書籍情報
著者 | 岬鷺宮先生 |
イラストレーター | いちかわはる先生 |
レーベル | MF文庫J |
著者:岬鷺宮先生
岬鷺宮先生は電撃文庫から『失恋探偵ももせ』、『三角の距離は限りないゼロ』や『あした、裸足でこい。』などを書いています。
どの本も面白いですね、はだこいの最新刊とかもさすがの面白さでした。今後も面白い作品を期待しています。
イラストレーター:いちかわはる先生
いちかわはる先生はゆいレギナ先生がGAノベルが書いている『100日後に死ぬ悪役令嬢は毎日がとても楽しい。』やガガガ文庫で緒二葉先生が書いている『ママ友と育てるラブコメ 』などでイラストを描かれています。
『午後4時。透明、ときどき声優2』ネタバレがあるかもしれない感想
良菜は良菜、紫苑は紫苑として声優としての壁にぶつかって立ち向かっていくという、中々好みの展開で本当に良かったです。
欄干橋さんがすごいいいキャラしてましたね。まぁ、本当に良菜も紫苑も声優としてお互いの「紫苑」をみてそこに向かっていく2人の姿がなかなか良かったです。
最後のイラストの2人の顔がほんと良い…
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