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【ライトノベル感想】雪仁先生『隣のクーデレラを甘やかしたら、ウチの合鍵を渡すことになった』(1)-(3)ゆったりと育まれていく甘い関係を応援したくなるラブコメ

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(まぁ、そんなにユイちゃんクーデレラって言葉が似合う時期そんなにあったっけなぁとも思いつつ)

留学生のユイちゃんと夏臣くんのバイト先である教会での話であったり日々の学校生活の中で、少しづつ心が近づいていく様子が微笑ましくて応援したいっていう区分になるライトノベルです。色々なイベントが効果的に差し込まれていて気持ちの移り変わりがみてて本当に面白いです。

「こちらのお弁当は、どうして半額なのかと思いまして」 一人暮らし二年目の高校生、片桐夏臣の隣室に黒髪碧眼の美少女が引っ越してきた。その少女、ユイは本物の貴族令嬢らしく、学校でのそっけない反応から付いたあだ名は「クーデレラ」。他人を頼ろうとしないユイだが、実はかなり世間知らずなところがあるのを知った夏臣は、彼女を手助けしていくことを決意する。「今日の晩御飯は……鶏のからあげ?」「鶏肉が安かったからな」「ん、夏臣のからあげ大好きだからすっごく楽しみ」 お隣同士の立場から、甘々でじれったくなるような関係への日々が始まる――
目次

書籍情報

著者雪仁先生
イラストレーターかがちさく先生
レーベル電撃文庫
書籍情報

イラストレーターのかがちさく先生はHJ文庫で2021年12月に発売されたばかりの、結石先生の『陰キャの僕に罰ゲームで告白してきたはずのギャルが、どう見ても僕にベタ惚れです』でもイラストを担当されています。

ネタバレがあるかもしれない感想

1巻

エピローグ直前のユイちゃんのイラストがとても好きです。出会ってから、少しづつ心が通じ合っていくという意味では1巻が一番動きがあるわけですが2人が奏でた音楽を実際に聞いてみたいなという気持ちになりました。

2巻

少しづつお互いへの気持ちが「どんな」気持ちなのかを自覚していくって話は、どんな物語でもいいって感じなのですがこの作品でも本当に表現することが難しいのですが”いい”です

「……私と夏臣の関係って、どう説明すればいいんだろう」 一人暮らしの高校生、片桐夏臣と隣室に引っ越してきた黒髪碧眼の美少女、ユイが共に食卓を囲む日々は続いていた。学校では変わらずクーデレラと評されるが、夏臣の前では柔らかい微笑みを見せることが多くなったユイ。そんな二人の関係は、夏臣の親友がくれた花火大会のチケットをきっかけに変わり始める。「……デート?」「男女二人で花火大会に行ったらデートって言うだろ、普通は」 お互いがお互いを大切に想い、居心地の良い関係だと自覚した時、二人の関係は更に甘さを増していく――

3巻

旅行のペアチケットを得てからどうするのかっていうところから本当に甘酸っぱさが止まらずに本当に良いものを見させてもらったっていう感じです。最後があんな感じでこの心だけではなく大きく「言葉」の意味でも関係が変わったのでこれからの2人を見ていくのが本当に楽しみです。こういう本当に甘い感じ大好きです。

「じゃあユイはその旅行、行くの?」「それは……その、まだ話せてなくて」一人暮らしの高校生、片桐夏臣とイギリスから留学してきた隣室の少女、ユイは夏の花火大会デートを経て相手への恋心を自覚していた。だが、二人が大切な想いをどう扱うのか考える間もなく、訪れた福引で温泉旅行のペアチケットに当選してしまう。「行きたい」という気持ちはあるが、どう話して良いかわからない夏臣とユイ。それぞれの友人にも相談するのだが、気持ちはもう固まっていて――「「……あのさ」」 居心地のよい関係を続けるのか、その先へ踏み出すのか。甘い日々を過ごしていた関係が、変化しようとしていた。

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