アリアンローズは女性向けのライトノベルレーベルではありますが、ヒロインが魅力的でハマった作品は相手の分だけその主人公の魅力を楽しめるのでとても楽しめました。
いやイラストのリズめっちゃ可愛くないですか?
国から追放されてしまったシェリーズが追われている時にサリアン殿下にもらっていた「魔王の秘薬」を飲むことで12歳の姿になり愛称だったリズの名前を使い生きていくことになるのですが、隣国で自分の命の心配もしながらも生きていくためにも自分が持っていた錬金術を頑張りながら必死に頑張っていく姿と、必死だからこその隣国の侯爵であるディアーシュ様とのすれ違いとかドキドキしたり微笑ましかったり色んな感情を持ちながら見ることができました。
祖国でお飾りの聖女をしていたシェリーズは、義妹・アリアの企みで冤罪をかけられ国を追放される。命を狙われ逃走する中、「魔王の秘薬」を飲んだことで、彼女は十二歳の姿に変わってしまう。そんな彼女のピンチを救ったのは、祖国で〝冷酷公爵〟と恐れられるディア―シュだった――!彼に保護されたことで、彼女は錬金術師のリズとして雇われることに。聖女をする前に学んでいた錬金術は、祖国では軽んじられていたが、アリアのせいで魔法が使いづらくなった隣国には魅力的な技術で!? さらに、魔王を名乗る不思議な生物レドが現れて、彼から錬金術講座を受けることに!! 追放先で第二の人生をスタートする、人生やり直しファンタジー!
目次
書籍情報
著者 | 佐槻奏多先生 |
イラストレーター | Matsuki先生 |
レーベル | アリアンローズ |
佐槻奏多先生は一迅社文庫アイリスから出ている『まがいもの令嬢から愛され薬師になりました』やPASH!ブックスから出ている『私は敵になりません!』を書かれています。
イラストレーターのMatsuki先生は丹辺るん先生の『転生先は盲目幼女でした ~前世の記憶と魔法を頼りに生き延びます~ 』などを書かれています。中のイラストもとてもかっこいいしかわいかったです。
ネタバレがあるかもしれない感想
マスコット魔王で師匠のレドとか可愛くてとても良かったです。実際の年齢と見た目の年齢が違うので、リズとディア―シュ様の関係もそのへんのもどかしさが絡んでこの2人の関係が本当にみていてドキドキというかヤキモキしていいですね。
必死さとやさしさで結構みんなの信頼を勝ち取ったリズですが、今後シェリーズとして人間関係を繋いでいけるのかというのも気になるので非常に続きが気になる作品でした。
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