7月の感想やら、好きラノ上半期のために1月から6月の感想やらをまとめている最中ですが今日このタイミングでこの本を紹介したいなと思ったきっかけが2つありました。
1つ目は角川スニーカー文庫の看板娘として就任したVtuberである#すにちゃんこと須二川文(すにかわ・あや)ちゃんがデビューしていたんですがそのイラスト担当が三嶋くろね先生だったこと
そして、GA文庫の編集のいちごちゃんさんがライトノベルのデザインができるまでの様子を記事にまとめてくれたことでなんか装丁がすごい今来てるということで今紹介したいなってなりました。なんかこの一連の流れですごい繋がってるとか思っちゃったんですよね。
ちょっとTwitterの貼り付けだと見えなくなってしまうかもしれないのでnoteへのページリンクも張っておきます
https://note.com/sbcrwebbooks/n/n592f4c76b7ac
『すべては装丁内』感想
お仕事モノのライトノベルかつ、本人も装丁をされている木緒なちさんの作品なので中身の説得力もすごくあってすごい興味深く見ることができました。
登場するキャラクターも持っている想いもみんなよいです。
もちろん普通の物語としても、一つの課題をクリアするために多くの人の協力を得ながら努力していくという王道巻あふれるもので非常に面白かったです。
何よりも自分はこのダブルミーニングなタイトル良いですよね
『すべては装丁内』あらすじ
「何なの、あのドSデザイナー!」
書籍説明ページより引用
学央館書房の新人編集者・甲府可能子は憤っていた。
編集長から紹介を受けた装丁デザイナー、烏口曲に企画していた詩集の装丁を即刻で「やらない」と断られたからだ。
曰く、可能子の装丁に対する考えの甘さが原因らしいが……実はこの烏口、理路整然に上から目線で仕事を選ぶ、業界内でも有名なドS&偏屈男だった!
果たして可能子は無事装丁の依頼を引き受けてもらい、本を刊行できるのか?
装丁の奥深い世界、そして今を働くすべての人に勇気をお届けする、お仕事エンターテインメント!
曲くんすごい良いキャラしていて良しです、職人肌のキャラクターっていいですね。読書好きにとっては本当に本図栗の話は近くにあるので興味深く読めました。
『すべては装丁内』書籍情報
著者 | 木緒なち先生 |
イラストレーター | 三嶋くろね先生 |
レーベル | LINE文庫/ストレートエッジ |
木緒なち先生はアニメ化もされて自分も大好きな人気作である『ぼくたちのリメイク』(ぼくリメ)やGA文庫より出ている『妹は僕に手を出すなっ!』(いもすな)などをかかれています。それ以前にもゲームのシナリオライターとしていろいろな作品を書かれているのですがそこでも好きでした。
三嶋くろね先生は角川スニーカー文庫自体の代表作でもある暁なつめ先生の『この素晴らしい世界に祝福を! 』(このすば)や富士見ファンタジア文庫でのアニメ化作品羊太郎先生の『ロクでなし魔術講師と禁忌教典 』(ロクアカ)などでイラストを担当されています。
『すべては装丁内』ネタバレがあるかもしれない感想
ケイさん本当に良いキャラしてるよなぁ…
作者の第一希望のイラストレーターの確約を得てこれで間違いないだろうと思ったところから、イラストに文字を被せてほしくないという要望からかなり苦戦しているという困難から始まる感じが王道って感じが良いです
何よりも癖が強いけどいいキャラが多くて本当に見ていて楽しい
最後のプレゼンのシーンとかはなるほどって思うことも多かったです、まだ本にはいろんな見方があるなぁと思いました
必要悪だけど第一編集部さぁ...
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