最近それこそアニメ化も決まったファンタジア文庫で刊行されている七斗七先生の『VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた』をはじめVtuberライトノベルって色々出ていて面白いですよね。
Vtuberモノで外側の配信主体の作品も面白いですけど、イラストレーターやモデリング担当や中の人など裏側の人たちが中心にしたラブコメライトノベルって感じで、Vtuberモノの作品の中で最近では一番好きです。
このなんというか舞台の表側と裏側を両方描いた作品って本当に好きです。
『Vのガワの裏ガワ2』感想
雫凪ミオの今後のためにVtuber事務所Bloomにいくことで今度はマネージメントの依頼をされることが中心に描かれた巻でしたが、1巻で中心になった「雫凪ミオ」を作ったり盛り上げたりした少女たちとの関係の進展もいろいろ描かれておりそちらも面白かったです。
それぞれのキャラクターが本当にかわいくて、表側も裏側もとても良い作品だと思ってます。
『Vのガワの裏ガワ2』あらすじ
「マネージャー、やっていただけませんか?」
高校生神絵師の千景は、クラスメイトの少女・果澪のVTuber 「雫凪ミオ」を仲間たちと制作し、見事大人気個人VTuberにした。それからも順調に活動は続け……夏休みの直前。果澪から「さらに活動を広げていくにあたって、マネージャーを雇うか、事務所に所属したいと思ってる」と相談される。話し合いの末、千景は果澪のために、VTuber事務所『Bloom』を運営している知人に話を聞きに行ってみることに。ところがそこで「お前には期間限定で『金剛ナナセ』のマネージャー業をやってほしい」と、まったく別のVTuberを託され……!?
MF文庫公式ページより引用
千景にとってはそのお願いを受け入れる理由などなかったのだが――千景の選んだものとは?
今回出てくる新キャラクターのVtuberの金剛ナナセが物語をどう動かしていくのかっていうのが(登場も含めて)気になりながら読んでいくことができました
『Vのガワの裏ガワ2』書籍情報
著者 | 黒鍵 繭先生 |
イラストレーター | 藤ちょこ先生 |
レーベル | MF文庫J |
著者:黒鍵 繭(くろかぎ・まゆ)先生
黒鍵 繭先生は古宿ウェリバ先生として本作で第18回 MF文庫 Jライトノベル新人賞の佳作を受賞されデビューされました。
とてもキャラクターもその見せ方も魅力だったのでこの作品も今後の作品も期待したいなと思っています。
イラストレーター:藤ちょこ先生
藤ちょこ先生はりゅうせんひろつぐ先生がGCノベルスから出している、アニメ化もされた人気作品である『賢者の弟子を名乗る賢者』や同じくアニメ化されたY.A先生の人気作品である『八男って、それはないでしょう!』などでイラストを書かれています。
『Vのガワの裏ガワ2』ネタバレがあるかもしれない感想
金剛ナナセという雫凪ミオの活躍の裏になってしまったVtuberを置くことで対比がうまく光っていくという形がとても面白かったですね。
新キャラクターが中心とされていながらも、果澪はもちろんのこと桐紗やニアもちゃんとそれぞれニヤニヤできるシーンもありとてもよかったです。
ラブコメ面でもすごい動いていきそうですごい楽しみです
余談中の余談
金剛ナナセちゃんのプロフィールである誕生日で9月18日産まれの天秤座とあるんですが、9月18日産まれは乙女座だと思うんですが...そのぉ...
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