岸本先生の新作は読み終わって本当に良かったなと思う、多人数ヒロインラブコメでした！最近のラブコメでは１対１ヒロインのラブコメも多いのですが、何というかこういう昔ながらのラブコメ作品みたいな感じは本当に大好きなのでこういうような作品が出てきてくれることは本当に嬉しいです。
『この青春にはウラがある！』感想
生徒会長に副会長に後輩ちゃん、そして幼馴染にクラスのヒロインというもうラブコメとして鉄壁な布陣で、ひょんなことから生徒会に入ることになる主人公...
そして各ヒロインのウラが少しづつ見えてきてという本当に安心感があるうえに、どんどん続きを読みたいとさせてくれる文章力で本当に楽しかったです。
『この青春にはウラがある！』あらすじ
高嶺の花は、努力とウソで出来ている――！
友達は多いが親友はいない。運動も勉強もそこそこ――自称「ウラオモテの無い高校生」こと俺・花城夏彦は、憧れの生徒会長・八重樫さんがノーパンかもしれないことに気付いたせいで生徒会室に連行されてしまう！
体育会のエース・一ノ瀬ひより、天才肌の年上副会長・紫藤アリス、寡黙な秀才・双葉椿姫……。そこで俺は、華々しき青春を謳歌する鳳明高校生徒会の《ウラ》を目の当たりにする。「卒業まであと8ヶ月、花城君にもお手伝いをしてもらいます！」
「えぇ！じゃあやっぱりアレ、穿いてなかったんですか!!?」成績、友人関係、世間体――すべては「完璧な高校生活」のため。輝かしい青春のウラ側で自分らしさを殺してきた彼女たちの生徒会活動に巻き込まれることになり!?
電撃文庫公式ページより引用
誰もが羨む楽しげな青春のウラには努力とウソが隠されているのかもしれない――。
完璧(?)な彼女たちと過ごすタネも仕掛けもある学園ラブコメ、開幕！
完璧な生徒会長にしてはおかしいところを見つけてしまい、花城夏彦は生徒会のメンバーに巻き込まれていくことになっていくという導入も本当に自分好みで最高でした！
『この青春にはウラがある！』書籍情報
| 著者 | 岸本和葉先生 |
| イラストレーター | Bcoca(びこか)先生 |
| レーベル | 電撃文庫 |
岸本和葉先生はオーバーラップ文庫から『一生働きたくない俺が、クラスメイトの大人気アイドルに懐かれたら』や、アニメ化もされてるモンスター文庫の『異世界召喚は二度目です』そして電撃文庫では『今日も生きててえらい！』などを書かれています。
Bcoca先生はドラゴンコミックエイジで『トリニティセブン アナスタシア聖伝 1』や『四姉妹は夜をおまちかね』でイラストを書かれています。
『この青春にはウラがある！』ネタバレがあるかもしれない感想
感想でも何度も書きましたが懐かしい感じもするラブコメで本当によかったです、思わず暴力を出しちゃう幼馴染や癖のありすぎる学園のヒロイン、そしてとんでもない秘密を抱えた生徒会長と作品全体のノリが本当に好きでした。続刊もあるので本当に期待しています。
電子書籍で見て最後についていたんですが、カバー裏よいですね… これが、ほかのヒロインでも続くんでしょうか？すごい楽しみです… あと第９章の幼馴染のひよりの主人公のことを聞かれた時の台詞 最高
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