【#ライトノベル感想】軽井広先生『北欧美少女のクラスメイトが、婚約者になったらデレデレの甘々になってしまった件について』関りを持つようになったクラスメイトの北欧美少女が婚約者で？！（ブレイブ文庫23年10月新刊）

ついに『次にくるライトノベル大賞2023』のノミネート作品が発表されました。148作品のノミネート作品が発表されたので、何かできればなと思います。

ライトノベルの世界がすごく盛り上がればいいと思います。自分の知らなかった作品とかもあるのでいろいろと読んでみるのも楽しみです。

『北欧美少女のクラスメイトが、婚約者になったらデレデレの甘々になってしまった件について』感想

少し関係を持ったフィンランド出身の北欧美少女から政略結婚を拒否するためのひとまずの婚約者になることをお願いされるけれども、実際にはその拒否するはずだった婚約者の関係者っていう運命に味方してもらえた関係から一気に感情が芽生えていっていろんな意味で濃厚な感情を持っていくっていう感じ、そしてその感情の示し方が軽井先生らしいすごいいい感じに癖のある粘度があるラブラブぶりで本当に楽しかったです。

『北欧美少女のクラスメイトが、婚約者になったらデレデレの甘々になってしまった件について』あらすじ

第２回一二三WEB小説大賞銀賞！
北欧美少女と婚約、そして同棲生活スタート！
「連城くんにはね、わたしの婚約者になってほしいの」学校で一番可愛いと噂の北欧美少女――愛乃・リュティを本屋で助けた連城透は、婚約者になってほしいと頼まれる。最初は政略結婚を拒否するためのお願いだったのだが、実はその相手が透だと知った愛乃は途端に結婚に乗り気になり始めて……!?　これは形だけの婚約者だったはずの二人が、少しずつ互いに理解しあって、本物の恋人となっていく話。

一二三書房　公式ページより引用

政略結婚にならないための偽の恋人…かと思いきや普通に婚約者だったので安心して関係を深めていくっていう展開がなかなか面白くて良かったです。リュティちゃんだけでじゃなくて知香もいい味出してました。

北欧美少女のクラスメイトが、婚約者になったらデレデレの甘々になってしまった件について

第２回一二三WEB小説大賞銀賞！ 北欧美少女と婚約、そして同棲生活スタート！ 「連城くんにはね、わたしの婚約者になってほしいの」学校で一番可愛いと噂の北欧美少女――愛乃・リュティを本屋で助けた連城透は、婚約者になってほしいと頼まれる。最初は政略結婚を拒否するためのお願いだったのだが、実はその相手が透だと知った愛乃は途端に結婚に乗り気になり始めて……!?　これは形だけの婚約者だったはずの二人が、少しずつ互いに理解しあって、本物の恋人となっていく話。

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『北欧美少女のクラスメイトが、婚約者になったらデレデレの甘々になってしまった件について』書籍情報

著者：軽井広（かるい・ひろし）先生

軽井広先生はHJ文庫で書いている『クールな女神様と一緒に住んだら、甘やかしすぎてポンコツにしてしまった件について』やTOブックスの『やり直し悪役令嬢は、幼い弟(天使)を溺愛します』などを書かれています。いろんな作品を次々と世に送り出していて本当にすごい…

イラストレーター：pon先生

pon先生（https://www.pixiv.net/users/20671215）は来生直紀先生がファンタジア文庫で書かれている『運命で結ばれた恋人……のあざとい妹と一線を越えてしまう、あの日まで』や23年11月に発売したばかりの茨木野先生の『有名ＶＴｕｂｅｒの兄だけど、何故か俺が有名になっていた』などでイラストを描かれています。本当に可愛い感じの絵でいいです！

『北欧美少女のクラスメイトが、婚約者になったらデレデレの甘々になってしまった件について』ネタバレがあるかもしれない感想

軽井先生のラブコメの良さって癖になるような粘度の高いドロッとした感情（≠ドロドロ）を含めた感じで、それがヒロインの愛乃・リュティ（こういう向こうの苗字＋日本人の下の名前って個人的に好き）とか、すごい因縁がある近衛知香ちゃんからすごい感じられて癖になりそうで本当に良かったです。感情ぶつける女の子達って可愛いですし中々の接近具合（物理的な意味も含めて）を得ることが出来て楽しかったです。

pon先生のかわいらしいイラストも相まってすごくおもしろかったです。