ちょっとだけ画像を直しましたが『ラブラノSpring』あと1日ちょっとだけになりました。何卒協力や投票を何卒よろしくお願いします。皆さんが盛り上げてくれることによって成り立つ企画なので本当によろしくお願いします。
明日は普通にGA文庫とGAノベルの発売日なのでそちらも非常に楽しみです。
今回紹介させていただく作品は、第30回 電撃小説大賞《銀賞》を受賞している柳之助先生の『バケモノのきみに告ぐ、』です。
『バケモノのきみに告ぐ、』感想
色々と感情が重くて雰囲気が重くて、そのうえで1章ごとに一人ずつしっかりと描いている丁寧さもあり雰囲気最高のファンタジーでした
いろいろ街で起こっている事件とのヒロインそれぞれのアプローチでのかかわり方、依存の仕方もいろいろあって本当にオシャレに面白かったです。
『バケモノのきみに告ぐ、』あらすじ
バケモノに恋をしたこと、きみにはあるか？ 或る少年の追想と告白。
城壁都市バルディウム、ここはどこかの薄暗い部屋。
少年・ノーマンは拘束されていた。
どうやら俺はこれから尋問されるらしい。語るのは、感情を力に換える異能者《アンロウ》について。
そして、『涙花』『魔犬』『宝石』『妖精』。名を冠した４人の美しき少女とバケモノに立ち向かった想い出。「とっとと倒して、ノーマン君。帰ってイチャイチャしましょう」
「……いや、君にも頑張ってほしいんだけど？」全くやる気のない最強で最凶な彼女たちの欲望を満たし、街で起こる怪事件を秘密裏に処理すること。
これこそが俺の真なる使命――――のはずだった。だが、いまや俺はバルディウムを混乱に陥れた大罪人。
魔法も、奇跡も、幻想も。この街では許されないようだ。
でも、希望はある。どうしてかって？――この〈告白〉を聞けばわかるさ。
第30回電撃小説大賞最終選考会に波紋を呼んだ、異色の伝奇×追想録。
電撃文庫公式ページより引用
ラスト、世界の均衡を揺るがす少年の或る〈告白〉とは――。
4人のアンロウの少女たちが色んな特徴を持っていて、登場人物も色々と濃くてすごく楽しい一冊でした。単純にどのジャンルっていうのが難しい感じだけれどもだからこそいいって感じが本当に良かった出す。
『バケモノのきみに告ぐ、』書籍情報
| 著者 | 柳之助先生 |
| イラストレーター | ゲソきんぐ先生 |
| レーベル | 電撃文庫 |
著者：柳之助先生
柳之助先生は今回電撃小説の銀賞を受賞されて今回デビューされており、『簡単なことだよ、愛しい人』を改題する形で本作を出されています。今回の作品も面白かったので、今後も本当に楽しみです。先生のカクヨムアカウント（https://kakuyomu.jp/users/ryunosuke1213）
イラストレーター：ゲソきんぐ先生
ゲソきんぐ先生は下記にも書かれているように今回が初めてのラノベのお仕事だったみたいですが、可愛さとカッコよさが共存するすごく良いイラストだったので今後もかなり期待したいなって思っています。
『バケモノのきみに告ぐ、』ネタバレがあるかもしれない感想
タイトルも含めて全体の雰囲気がとてもおしゃれかつ、一人ひとりの絆というか信頼というか愛を超えたなにかみたいなのを4人とも持っていて本当にかっこよかった
1つ1つのエピソードもきれいにまとまっているし、それをまとめ上げるラストも本当にバランスが取れていてめっちゃ今後に期待できる作品かつ作者さんでした。ありがとうございました。
4人とも魅力過ぎて誰が好きかも応えるのが難しいかもしれないってぐらいいろんな方向で魅力のある4人でした（いやノーマン君の魅力あってこその一面もありますが）
コメント