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【#ライトノベル感想】海空りく先生『カノジョの妹とキスをした。』(4) この絶対に無事では終われない三角関係のたどり着く先は… そのラストは何度も読み返してしまう… #いもキス GA文庫2022年9月刊

海空りく先生『カノジョの妹とキスをした。4』
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つぎラノノミネート作品ももうすぐ発表ですね。去年のつぎラノで投票した『カノジョの妹とキスをした。』の最終巻でもある4巻が本当に面白かったです。

ラストが本当にお気に入りで何度も見返してしまいます。最終巻の感想なので、割とそれまでのネタバレはしてしまうかもしれないので、まだ読んでいない人は下記の記事の方を見ていただければなと思います。

目次

『カノジョの妹とキスをした。』4巻感想

もう本当に何と言っていいのかわからない感情を残してくれるこの作品ですが、本当にページがめくるのが止まらないんですよ…感情の激しい動きやこのどうにもならない感じも

そして取り戻しがつかなくなっていく形も、姉妹のぶつかりと結末と三角関係が本当にキリキリと感じながらも愛の形を感じる…こんな感じの面白いこんな作品にはしばらく出会えないような気がします

『カノジョの妹とキスをした。』4巻あらすじ

毒々しくも甘い、不純愛ラブコメ、第四弾。「……博道くん。たすけて……」理不尽な大人の脅迫により演劇が出来ないほど傷ついた晴香は、心の拠り所に俺を求める。でも……俺はもう晴香を求めてはいなかった。俺の心にはもう時雨しか居ない。晴香の心が落ち着けば別れ話を切り出そう。迷いは無い。時雨の与えてくれた『猛毒』が俺の心の奥底まで染み込んでいたから。だが俺は心するべきだった。『猛毒』(あいじょう)とは身を滅ぼすが故に毒なのだと。毒々しく色づいた徒花が、堕ちる。不純愛ラブコメ、最終章――

GA文庫公式ページより引用

やっぱり猛毒(あいじょう)という言葉がこの作品を象徴していますね。不純愛カテゴリともやっぱり思えないんですよね。ただ愛の方向が一方だけじゃないだけ、そして形が違うだけ

この結末は本当に一度触れてほしいんですよね、そして感情をぐっちゃぐちゃにかき乱されてほしい

毒々しくも甘い、不純愛ラブコメ、第四弾。「……博道くん。たすけて……」理不尽な大人の脅迫により演劇が出来ないほど傷ついた晴香は、心の拠り所に俺を求める。でも……俺はもう晴香を求めてはいなかった。俺の心にはもう時雨しか居ない。晴香の心が落ち着けば別れ話を切り出そう。迷いは無い。時雨の与えてくれた『猛毒』が俺の心の奥底まで染み込んでいたから。だが俺は心するべきだった。『猛毒』(あいじょう)とは身を滅ぼすが故に毒なのだと。毒々しく色づいた徒花が、堕ちる。不純愛ラブコメ、最終章――

『カノジョの妹とキスをした。』4巻書籍情報

著者海空りく先生
イラストレーターさばみぞれ先生
レーベルGA文庫
『カノジョの妹とキスをした。』4巻書籍情報

著者:海空りく先生

海空りく先生 はなんといってもアニメ化もされた同じくGA文庫より出された『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』(超余裕)や『落第騎士の英雄譚<キャバルリィ>』などをかかれています。

イラストレーター:さばみぞれ先生

イラストレーターは話題の二月公先生の『声優ラジオのウラオモテ』(電撃文庫)やおけまる先生の『夢見る男子は現実主義者』(HJ文庫)などを書かれている大注目のイラストレーターです。

『カノジョの妹とキスをした。』4巻 ネタバレがあるかもしれない感想

いや、本当に色々なことがありすぎて感情がぐっちゃぐちゃなのですが、一つは双子のキャラクターと言えばのあのシーン...お決まりではありますが本当に良かったです

そしてラストシーン、あれはあれを超える終わり方はしばらく見ないんじゃないかという感じのラストでもう何度読み返したのか分かりません。最後がそういうエモーショナルってだけでネタバレがあるかもしれないところでしか書けないんですがあの感じは共有したいのでまだの方は是非是非見てください!

海空りく先生『カノジョの妹とキスをした。4』

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