予想通り、MF文庫良い作品が一気に発売されて読む手が止まりません。嬉しい悲鳴すぎて困ってますがそんな中でも好きな先生の作品は真っ先に読みたかったので『午後4時。透明、ときどき声優』(#ときどき声優)読ませてもらって期待通りめちゃくちゃ面白かったのでその興奮を少しでも伝えることができればいいなぁと思っています。他にもいろんな先生の新作も出ていていろいろ紹介できればなと思っています。
MF文庫の公式ページを見ているとこの作品のPVの制作も決定したみたいです。とても楽しみですね。PVは野中ここなさんと花守ゆめりさんが担当されるみたいです。
『午後4時。透明、ときどき声優』感想
ちょっと動画に映ったことがきっかけで、超人気声優である紫苑と声がそっくりということがちょぴっと話題になった普通の少女良菜が入れ替わりを提案されるというかなり王道なストーリーかつまだ1巻は序章巻もありましたが、それでも良菜の良さと紫苑の良さそしてこの運命共同体な感じもとても良かったです。
続きも非常に気になりますしオーディションのシーンとかもすごい面白かったです。また、珠ちゃんの存在感もとてもいいものがあったのでその辺の絡みも今後が気になります。
『午後4時。透明、ときどき声優』あらすじ
これはわたしが、お芝居という「運命」に出会う物語──!
わたし、山田良菜は『無色透明』で地味な女子高生。
MF文庫公式ページより引用
憧れの創作に挑んでも全く目立たず、自分は脇役だなんて諦めにも慣れてしまった。
そんな高3の春、突然目の前に現れたのはわたしと同じ声の超人気声優・香家佐紫苑!
彼女が言った、“世界中で良菜にしか頼めないこと”は……。
「わたしと──入れ替わってくれない?」
素人の私が、紫苑の替え玉声優に!? 絶対に無茶……!
でも、やってみたいと思ってしまった。『わたしの声』が必要とされて、胸が高鳴った。
紫苑に変装して飛び込んだ、痺れるようなアニメ作りの世界。
意外にもそこには、透明なわたしにしかできない芝居があって──!
ちょっとした映り込みから技術室ちゃんになって入れ替わり生活に巻き込まれている良菜ですが、そこで巻き込まれちゃうのが主人公としての素質ありですし入替モノの王道みたいなストーリー展開もとても楽しかったです
『午後4時。透明、ときどき声優』書籍情報
著者 | 岬鷺宮先生 |
イラストレーター | いちかわはる先生 |
レーベル | MF文庫J |
岬鷺宮先生は大好きな作家の一人でその前作ではサインもいただいちゃっているので、さらに推さないととおもっています。下記のサインのボードの作品である電撃文庫から出ている『あした、裸足でこい。』をはじめとして、『失恋探偵ももせ』や『三角の距離は限りないゼロ』など書かれているのでMF文庫なのは微妙に驚きました。
いちかわはる先生は機村械人先生がGA文庫から出されている『君は初恋の人、の娘』とかガガガ文庫より新刊が出たばっかりの『ママ友と育てるラブコメ』などでいらすとを担当されています。
『午後4時。透明、ときどき声優』ネタバレがあるかもしれない感想
正直なところ2巻も決まっていますしこの刊は壮大なプロローグっていう感じもするのですが、入れ替わって挫折してそれでも紫苑に武器も持って行って徐々にお互い切り離せない関係になっていきそして...ってかんじがしました
何よりも、良菜が今後声優を続けるにあたっての「透明な」先輩声優である珠ちゃんは完全に物語のキーパーソンになっていくと思うので注目していきたいなと思っています
とても面白い作品をありがとうございました
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