オーバーラップ文庫は25日に発売ですし、月末月初に今週は突入するのでスニーカー文庫やHJ文庫も発売されるので今週も楽しみなライトノベルが多いです。
また、そろそろ好きラノ下半期の投票があると思いますのでそれに合わせて1月から6月のおすすめまとめも作りたいと思っています。多分7月に入ってからすぐ締め切りっていうことはないと思うので少し休みとかをうまく使ってまとめたいなと思っています。
『ソード・オブ・スタリオン』感想
ストーリーが始まる前に主人公のラスが婚約者を失っていたり、娼館通いだったりタイトルが王女を寝取れと命じられるだったり謎が謎を呼ぶ展開だったりするわけですが…
まぁ、結構序盤の疑問はすぐに解消されてみんな本当に苦労してるなって感じもありましたが引きもすごくうまくてとても続きが気になる...三雲先生流石なぁと思う作品でした
『ソード・オブ・スタリオン』あらすじ
鋼鉄の巨人を駆り、王女を口説け!
「王女を一人、口説いて欲しいんだ。遅くとも十カ月以内にね」
電撃文庫公式ページより引用
ラス・ターリオンはフリーの傭兵。単独で上位龍すら倒すほどの実力を持ちながら遊郭に入り浸り自堕落な日々を過ごす彼は、極東の種馬と呼ばれて皇国中の人々に蔑まれていた。
そんな彼の前に、死んだはずのかつての婚約者、皇女フィアールカが現れる。
存亡の危機に陥っている祖国を救うために、ラスを皇宮に連れ戻した皇女の目的――それは皇太子の婚約者である隣国の王女ティシナを、ラスに寝取らせることだった……!
魔獣の棲む惑星で国家の存亡をかけた政略結婚に挑む騎士と皇女の、異世界戦記ファンタジー。
あらすじの時点で婚約者のフィアールカによって命じられるって書いてあって、あ…そこまで書いてるんだとも思いましたがよく考えるとこの情報までだったらいいのかとも思ったり
結構、大きな秘密がいっぱいありますが(とはいえ比較的わかりやすいかなぁともおもいますが)それもまた良かったかなぁと
鋼鉄の巨人とかも出てくるし王道なファンタジーで非常に良いですね
『ソード・オブ・スタリオン』書籍情報
著者 | 三雲 岳斗先生 |
イラストレーター | マニャ子先生 |
レーベル | 電撃文庫 |
三雲先生とマニャ子先生は同じコンビで『ストライク・ザ・ブラッド』を書かれています。こちらはアニメ化もされてるしOVAシリーズも長い人気作品ですね。
三雲先生はほかにもアニメ化されてる『ダンタリアンの書架』や『アスラクライン 』などの人気作品を書かれています。
マニャ子先生は相野 仁先生がヒーロー文庫より出されている『ネクストライフ』の3巻以上のイラストや林トモアキ先生がスニーカー文庫より出されている『ヒマワリ:unUtopial World』などのイラストを書かれています。
『ソード・オブ・スタリオン』ネタバレがあるかもしれない感想
今回は割とネタバレなしに語れない気がするので、ちょっといつもより慎重になってアコーディオンで隠しておきます。既に読んだ方は開いてみていただけると
ネタバレがあること自体がネタバレ...ではあるんですけど、いやこんな謎設定秘密くらいあるでしょ
いつもより強力にネタバレがあるかもしれない感想
死んだはずの婚約者が生きてて、生きて頑張っているはずの親友が死んでてって、割とイラストから王女生きてるよねっていうのと口元かくして入れ替わってますよねっていうのは、こういう実は女だったシリーズあるあるでイラスト見ればわかるんですが…
ほな、隣国の王女と政略結婚をするわけにはあかんかっていうのと、それで相思相愛の相手を送り出さなければいけないというフィアールカの苦悩が可愛すぎる
まぁ、それがないとそもそも表紙のヒロインいきなり死んでる?!って話なのでそりゃそうですよねーともなりつつでもそのお約束にも安心しました(まぁ、それでいて実際に死んでる表紙ヒロインとかもおる作品もあるわけですが…)
ココも人外キャラとしていいキャラですね
すごく面白い作品でした、続きも気になります
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