電撃文庫今月16冊刊行していて、新作も続刊も強いタイトルだらけで本当に勘弁してくれぇっとニヤニヤした顔で言っています。まさしく嬉しい悲鳴...
さんかくラブコメは１巻から本当に面白かったんですが、本当にこいつらに幸せになってもらいたいなぁ、想いを形にしてもらいたいなぁという気分がずっと続いたラブコメでした
『この△ラブコメは幸せになる義務がある。４』感想
面白かった！三角関係物は結局どちらと結ばれる？それとも両方とも結ばれないのという形になってしまいがちですが幸せになる義務があるということで、三人がどういう形で答えを見つけていくのか
そして凛華は親とピアノとどういう風に向き合うのか
いろいろ何というか面白くて読むのが止まらないシリーズでした。本当に榛名先生ありがとうございました。
『この△ラブコメは幸せになる義務がある。４』あらすじ
もしも「幸せ」に形があるなら──これがきっと、この三人の幸せの形。
「ありがとう、矢代。私の恋を……今日までずっと、応援してくれて」
電撃文庫公式ページより引用
再びピアノに向き合うことを決めた凛華のために、懸命に奔走する天馬。
「ありがとう、麗良。私の恋を……今日までずっと、応援してくれて」
最愛の親友である凛華のために、どこまでも天馬と共に尽力する麗良。
「私は……」
二人の想いを受けた凛華は、勇気と最大限の愛情とともに、あの日に失敗した『告白』を告げて──。
もしも幸せに形があるなら、その形はきっと──最も幸せなトライアングルラブコメは最高の結末へ！
この「私の恋を・・・・・・今日までずっと、応援してくれて」っていう言葉を二方面に投げかけて今までの関係を整理していく形本当に何というか凛華が強くなっていく過程を見せてもらってよかったなと思いました。
『この△ラブコメは幸せになる義務がある。４』書籍情報
| 著者 | 榛名千紘先生 |
| イラストレーター | てつぶた先生 |
| レーベル | 電撃文庫 |
著者：榛名千紘先生
榛名千紘先生は応募時の神奈士郎先生名義から変えて第28回電撃大賞の金賞を受賞してこの作品でデビューということなのでこれからの作品にどんどん期待してくことになると思います。（受賞時の作品タイトルは『百合少女は幸せになる義務があります』）
イラストレーター：てつぶた先生
てつぶた先生はアロハ座長先生がGCブックスより出している『魔力チートな魔女になりました～創造魔法で気ままな異世界生活～』やHJ文庫でシクラメン先生が書いている『中卒探索者の成り上がり英雄譚』などでイラストを書かれておりすごい特徴的で魅力的なヒロインをかける先生です。
『この△ラブコメは幸せになる義務がある。４』ネタバレがあるかもしれない感想
最終巻に来て今まで縦のイラストだったのに横のイラストになって、そして凛華が三人の中心にきて笑顔っていうこの構図がエモ過ぎてよき...本当にズルい
イラストの意味では3章の麗良によるあのヒロインがしちゃいけない感じの圧がとても強い顔大好き
幸せなお話を幸せなところで、ある意味それ以上のハードルを考えなくてもいいところできっちり物語として終わらせるっていうのはなかなか自分にとっては良いことで、最後まで幸せなさんかくラブコメを楽しませてもらいました
音楽演奏が途中に挟まるラブコメはとてもよきラブコメ（←偏見）
三角形の全部の矢印の好意をめいっぱい浴びれて本当に良かった（ツバキニウム...）
どうしても三角関係ものってちょっとモヤモヤしてしまいがちですが、そういうものもなく何というかスッキリした感じの読了感でした
アフターの大学生編もとても良かったですし
コメント