ライトノベルの紹介記事ですがなんと4月以来の8か月ぶりくらいになってしまいました。とはいえ、ライトノベルは今年も毎月20冊程度コンスタンスに読んでいますし好きな作品もいっぱいあるのでもう少し気楽な気分で書いていきたいと思います。少しづつ、しばらく同じフォーマットを使っていたので少しリニューアルしていろいろ書いていきたいと思います。
まぁ、今年も数時間で終わってしまうので結局本格に書いていくのは来年になるとは思うのですが今年の本はしっかりと紹介していきたいと思っているのでよろしくお願いいたします。
今年のライトノベルは色々とトリプルヒロインが目立つ作品が多くてすごく楽しかったです。今日紹介する柚本悠斗先生の『あの日の恋(×3)が終わってくれない! 想い出の美少女たちと再会したら、恋のレースが始まりました』もそんな作品の中の一つです。
先日2巻も出たばかりで、1巻の流れも引き継ぎながらしっかりと書かれていて年末読書としてもとても面白かったのでよかったです。
『あの日の恋(×3)が終わってくれない!』感想
切れてしまったと思っていた三人の美少女たちとの再会とそこから、むしろ想いが育っていていっきに接近していくこの関係が近づいていくこの感じがすごく面白かったです。結構、割と攻め攻めのヒロインたちの動きもみることが出来て全体的にすごくニヤニヤできてよかったです。
完全に、巻ごとに担当を分けており解決を一人づつ丁寧に描いているうえに、ちゃんと三人のヒロインがそれぞれ忘れられずにしっかりと描かれている感じがすごく良かったです。
「猫まみれ」というしっかりとした舞台とストーリーの土台としてあるので、とても面白く見ることが出来る要因になっていると思うのでとても良かったです。
『あの日の恋(×3)が終わってくれない!』あらすじ
ていうか、むしろあの頃よりも距離感近くない!?
オーバーラップ文庫公式ページより引用
高校進学を機に、幼い頃に住んでいた街に帰ってきた俺――天崎凛久(あまさきりく)は今、三人の美少女に囲まれている。天真爛漫で太陽のような美少女、酒井悠香(さかいゆうか)。なぜかギャルになっていた一色夏鈴(いっしきかりん)。かつて憧れていた年上のお姉さん、七々咲莉乃(ななさきりの)。
羨ましい? いや、ぶっちゃけ気まずい……なぜなら三人とも時期は違うけど、過去お互いに惹かれ合っている確信があった人たち。そして、どの恋も実らないまま離ればなれになったから……! さらに俺にとっては想い出になってたはずの「あの日の恋」は、どうやら三人の中ではまだ終わっていないようで……!?
とまっていた恋の歯車が三つ同時に動き出す、恋愛フラグ再建ラブコメ、開幕!
『あの日の恋(×3)が終わってくれない!』書籍情報
| 著者 | 柚本悠斗先生 |
| イラストレーター | かがちさく先生 |
| レーベル | オーバーラップ文庫 |
著者:柚本悠斗(ゆずもと・はると)先生
柚本悠斗先生はGA文庫より『クラスのぼっちギャルをお持ち帰りして清楚系美人にしてやった話』が出されています。また同じくGA文庫より出ている『きれいなお姉さんに養われたくない男の子なんているの?』などのシリーズを書かれています。
『好きな子にフラれたが、後輩女子から「先輩、私じゃダメですか……?」と言われた件』はかなり好きだったので別に記事を書いています。

著者:かがちさく先生
かがちさく先生は雪仁先生が電撃文庫で書かれている、『隣のクーデレラを甘やかしたら、ウチの合鍵を渡すことになった』等でイラストを担当されています。
また、結石先生がHJ文庫で書かれている『陰キャの僕に罰ゲームで告白してきたはずのギャルが、どう見ても僕にベタ惚れです』などでもイラストを描かれています。


『あの日の恋(×3)が終わってくれない!』ネタバレがあるかもしれない感想
過去に分かれてしまった時のすれ違いもちゃんと解決されつつ、しっかりとヒロインたちの魅力がしっかり出ていてすごく面白いなと思っています。担当回をしっかり分けて書こうとするとどうしても、ヒロインがおいていかれてるなぁと考えるときも多いんですがちゃんと全体の話もしっかりと描いているのですごく満足に楽しめて本当に良かったです。
2巻までのヒロインのどちらかというとうまくいってなかった部分は割と外的要因も大きかったけど、魅力的なヒロインが3人+先生といるなかでどういう風になっていくのか非常に楽しみです。
とても満足な作品でした… こういう、ヒロインたちと共通の大きな目標(「猫まみれ」の再建)が土台になっているのが本当に好きです。


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