早速ですが、最終的なスプレッドシートをお見せします。ダウンロードして少し直して使うこともできるので是非是非自由にお持ち帰りください。
実際にこれに似たようなスプレッドシートを作ってリアルな場でのボードゲームの大会なんかでも利用したことがあります。自分としては極力同じ苦労をする人が減ればいいなと思うので是非よかったら共有なんかしてくだされば喜びます。
上記のファイルは実際に『ライトノベルクイズオープン』で使用したものとなります。
ポイントを折半する
実際に上記のファイルに書かれているI4のセルの情報を見てみます
=IF(F4="","",OFFSET('1R-12'!$B$2,F4,G4)+E4+H4)
ここでのメインはOFFSET関数となります。OFFSETでは第1関数の場所から下に第2関数分、右に第3関数分移動します。実際に1R-12のシートを見てみます。(参考:マイクロソフトサポート(https://support.microsoft.com/ja-jp/office/offset-%E9%96%A2%E6%95%B0-c8de19ae-dd79-4b9b-a14e-b4d906d11b66))
B列に各順位を取った時のラウンドポイントを記載します。
そしてC3のセルは=SUM($B3)/C$2と記載してあります。今回やりたいのはポイントの折半なのでその横のC4のセルには=SUM($B3:$B4)/D$2とB3,B4と2つ分の順位ポイントを加算しています。同様にC5は=SUM($B3:$B5)/E$2と加算する値を徐々に増やしています。これを対応したい同着人数まで繰りかえしていきます。
ちなみに$をつけているのは常に得点の列を見るのは変わらないからで、横一列を記載をしたらセルの右下をダブルクリックするとすべての計算が完了します。
第2関数にあたるF4の列には順位が書かれるのでその分下に移動するので順位が分かります。
第3関数にあたるG1には下記の式が記載されています。これは同じ順位に当てはまる人がカウントがされます。その分右に動かせばよいということになります。
=IF(F4="","",COUNTIF($F$4:$F$100,F4))
トーナメント形式とラウンドポイント
クイズ大会を開催するにあたって、主に2つのパターンがあって一つはトーナメント形式と今回紹介するラウンドポイント制といったものです。トーナメント形式では、中々そんなに実力がない自分みたいな人だと予選だけやって終わりっていう場合が多いのでラウンドポイント制増えてほしいと思っているのですが、集計に時間がかかるといった意味で諦めてしまっている人がいるのではないでしょうか?
正直言って、クイズ大会の準備だと問題の準備に追われすぎてラウンドポイントの計算に時間がかかるからトーナメント形式なんてことになれば個人的には持ってないと思うので是非ラウンドポイント制にチャレンジしてほしいです。
トーナメント(ノックアウト)形式
トーナメント形式は、1対1の形式だけではなく例えば『高校生クイズ』であったり『ウルトラクイズ』のように多人数から人数を絞って行っていく形式です。勝ち負けがはっきりするので見てる方からも分かりやすいと思います。
ラウンドポイント制
例えば『ミラクル9』のように各コーナーごとに点数を与えていき最終的な勝者を決める形式です。集計に時間がかかってしまったり、人数が多いので勝つことに対するメリットを見つけづらかったり誰が勝ったのかが分かりずらいという欠点もあったりします。
クイズ大会の開き方について
今まで、オンラインのクイズ大会を1回(ライトノベルクイズオープン)とオフラインのクイズ大会(ノンアカデミックオープン)を主催したほか何個かの大会でお手伝いさせていただいております。また、江戸川クイズ本舗(えどきゅう)に参加させていただいており企画もやっていたり、ブルーチーズというサークルの運営もしています。
なので、オンライン・オフラインを問わずクイズ大会を開くためにはどうしたらいいのか?ということをいろいろと記事にできればいいと思います。何か質問等あれば気楽にコメント等で質問を頂ければと思います。ライトノベルクイズオープンでは動画で得点表示等も見せているので運営面でも参考になるかもしれません。
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