毎日のように宣伝して申し訳ないのですが、引き続き今年の4月から6月まで春のラノベで一番好きだったラノベを紹介しあう企画『ラブラノ2024Spring』の投票を募集しています。
皆様の投票が本当に頼りの企画なので面白かった春ラノベ1作品からでもいいので是非投票してください。
引き続き、色々面白かったラノベを紹介していきたいと思います。今日は『ブービージョッキー!!』ですごく面白かった有丈ほえる先生の最新作『本物のカノジョにしたくなるまで、私で試していいよ。』です。
『本物のカノジョにしたくなるまで、私で試していいよ。』感想
番組に登場する美男美女たちによる芸能界を舞台にした恋愛もの、一度は結ばれたはいいものの番組の都合で別れることになった彼女や、恋愛リアリティショーで今回付き合うことになった彼女、そして外側からひかれて追っかけてきた彼女… 表面上(番組上)での気持ちと持っている気持ちが混ざり合っていって、多人数ヒロインの争いってみていてすごく面白くて自分的にはとても満足してみることが出来ました。
『本物のカノジョにしたくなるまで、私で試していいよ。』あらすじ
最低なことほど、最高に気持ちいい。
「最初に好きになった人が、最愛だなんて限らないでしょ?」
甘美で不健全な欲望が交錯する、最も危険な青春が幕を開ける――恋愛リアリティ番組『僕らの季節』。
GA文庫公式ページより引用
この番組では、全国の美男美女の高校生が集められ、甘く爽やかな青春を送る。
全ての10代が憧れるアオハルの楽園。
――そう、表向きには。
その実情は、芸能界へ進出するために青春を切り売りする偽りの学園。
蒼志もまた、脚本通りで予定調和の青春を送っていく……はずだった。
「決めたの。――ボクセツで、本物の恋人を選んでもらおうって」
初恋を叶えに来たというカレン。
脚本上で恋人になるはずのエマ。
そして秘密の関係を続ける明日香。
カメラの前で淡い青春を送る傍ら、表には出せない不健全な関係が交錯し、欲望の底に堕ちていく。
今、最も危険な青春が幕を開ける。
番組があるので、人気がある以上はお互いが幸せですハッピーエンドじゃないってところからのドロドロのねちっこい感じがタイトルの背徳感も含めて最高でした。『ブービージョッキー!!』も好きだったけどこの路線も楽しかった。
『本物のカノジョにしたくなるまで、私で試していいよ。』書籍情報
著者 | 有丈 ほえる先生 |
イラストレーター | 緋月 ひぐれ先生 |
レーベル | GA文庫 |
著者:有丈 ほえる先生
有丈ほえる先生 はKAエスマ文庫の第7回京都アニメーション大賞小説部門審査員特別賞を受賞した『この星空には君が足りない!』や講談社ラノベ文庫より出ている『私に効果音をつけてよ、響くん!』などを書かれています。
そして上でも何回か触れていますが同じくGA文庫より『ブービージョッキー!!』をだしており、こちらは以前も紹介させていただいております。
イラストレーター:緋月ひぐれ先生
緋月ひぐれ先生は石田灯葉先生がスニーカー文庫で書いている『絶対に俺をひとり占めしたい6人のメインヒロイン』や陸奥こはる先生がファンタジア文庫で書いている『うしろの席のぎゃるに好かれてしまった。』などでイラストを描かれています。
また、以前こちらでも触れさせていただいた『俺の背徳メシをおねだりせずにいられない、お隣のトップアイドルさま』などでもイラストを担当されています。今度の新作のイラストも決まっているみたいで最近活躍の場所が多くてすごい魅力的な絵なので見ていて楽しい。
『本物のカノジョにしたくなるまで、私で試していいよ。』ネタバレがあるかもしれない感想
3人のヒロインが3人のヒロインともただでは終わらない形で、これがヒロインレースになって感情をむき出しになっていく時どうなっていくのか、そしてその状態をみて番組側はどんな風に介入をしていくのか…すごい魅力のあるヒロインたちで見ていて面白かったです。
嘘と本当が入り混じったからこそ起こるヒロイン同士のちょっと変わったヒロインレースすごく面白かったです。
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